ミレニアム2 火と戯れる女/ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士

富豪ヴァンゲル家の事件を解決してから一年。リスベットは依然姿を消したままだった。少女売春組織に迫った特集号の発行準備を進めていた担当ジャーナリストが殺害され、現場にはリスベットの指紋がついた銃が残されていた。指名手配されたリスベットの無実を確信するミカエルは、仲間を集め、彼なりの方法で真実に迫ろうとしていた。何の関係もないはずのいくつかの事件が、やがて予想もできない壮大な<陰謀>へとつながっていくとき、リスベットの過去が明かされる。そして真の“敵”と対決するため、舞台は法廷へと移っていく―。オフィシャルサイトより

ミレニアム2と3に分かれているけれど、ひとつの作品と見なした方がいいです。2は登場人物が多いのと話が少し込み入っているのとで、メモをとりながら巻き戻しながらついていくのがやっとでした。もし劇場で見ていたら、完全に置いてきぼりにされたでしょう。(私の脳みそのせいもある。笑)で、2話であちこちに広げた話を3で見事に回収してく…という寸法です。リスベットがおかれていた環境が次々と明らかになって、暗鬱な気持ちにさせられるんだけど、3では大勢の味方が集まって大団円!ひさびさに見応えのある映画(ドラマ?)でした。