湖のほとりで(045)

監督:アンドレア・モライヨーリ
出演:トニ・セルヴィッロ/ヴァレリア・ゴリノ/オメロ・アントヌッティ

北イタリアの小さな村。ある日、湖のほとりでこの村の少女、アンナの他殺体が発見される。遺体の状況から顔見知りの犯行と推測され、村に越してきたばかりの刑事サンツィオは、アンナの周辺に範囲を絞り次々と事情聴取を開始する。やがて、どの家庭も何らかの問題を抱え、誰もが愛する家族にさえ打ち明けられない痛みに苦しんでいる現実が暴かれていく。そしてサンツィオ刑事もまた、愛する妻が若年性認知症に冒されているという現実にうまく向き合えず、そのことで一人娘との関係もこじれてしまっていたのだが…。allcinemaより

少女を殺した犯人は誰か?を中心に話は進むのだけれど、サスペンスというよりも人間ドラマという感じです。音楽や映像であおる演出ゼロ。ヨーロッパらしい落ち着いて静かな映画でした。