ジェイン・オースティン 秘められた恋(046)

監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:アン・ハサウェイ/ジェームズ・マカヴォイ/ジュリー・ウォルターズ/ジェームズ・クロムウェル/マギー・スミス

1795年、イギリス。貧しい家に生まれた女性ジェイン・オースティン20歳の結婚適齢期。両親は娘を裕福な家に嫁がせようと懸命だった。ところが、独立心旺盛で当時の女性としては格段に進歩的な考えを持っていたジェインにとっては、財産や家柄ではなく愛こそが結婚の絶対条件だった。両親がせっかく段取りした地元の名士レディ・グレシャムの甥ウィスリー氏との結婚話にも首を縦に振ろうとしないジェイン。そんな時、彼女は若いアイルランド人のトム・ルフロイと出会う。ロンドンで法律を学ぶ彼は、貧しいけれども知的で洗練された青年だった。最初は衝突を繰り返す2人だったが、少しずつお互いを理解し、そして惹かれ合っていくのだったが…。allcinemaより

原題は“Becoming Jane”で、貧しい家の娘がどういう経緯で作家「ジェイン・オースティン」になったかを描いた映画ですね。どれくらい史実に沿っているのかはわかりませんが、もしルロイと結ばれていたら、または経済的な安定を求めてウィスリーと結婚していたら、ジェイン・オースティンという作家は生まれていなかったのかも。
それにしても、毎度しつこいけど(笑)貧しい家の娘+相思相愛だけど貧しい男+愛していないけれど裕福な男という三角関係は、古今東西ラブロマンスの定石ですねぇ。この映画では、さらにツンデレあり第三の男による妨害ありで、ますます韓ドラチックでした。