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夕方、つけっぱなしの教育テレビから「小林賢太郎テレビ」の番宣が流れてきて、ごはん支度の手を止めて見入ってしまった。ポツネンぽいセットで、ポツネンぽいことをしてました。
昔の完売地下劇場の朝まで生テレビで
小林:(テレビに)「出してやるよ」と言われて自分では「出させてください」とも思えないような仕事を無理にやって、(うまくできなくて)怒られてただお金が残ってこんな虚しいことはない。「いるかー!こんな金、持って帰れ!」と玄関で投げたくなるようなお金ってあるじゃないですか。
と言っていた小林賢太郎、今や「出てください」と言われて「出てやるよ」と言える立場になったんじゃないかな。このころの小林賢太郎は傷つきやすい自尊心を一生懸命武装して守っていたように感じたけれど、そうやって守ってきたものが今ではちゃんと認められているのだから、頑張った甲斐があったね。
同じ討論会で「テレビに出られるためならどんなことでもする、かっちょ悪くてなんぼだ」と言っていた劇団ひとりも、ちゃんとテレビの中でのポジションを築いたのだから大したものだわ。
そして、↑のように「いるかー!こんな金、持って帰れ!」と言う小林に「ない!お金はねお金なんだよ。お金っていうのは物を買ったりできるんだよ。」と言った片桐仁が、可愛くて。あー、小林の相方が片桐である必然性はこういうところなんだろうなぁ、としみじみ思ったっけ。
「小林賢太郎テレビ」は2月15日(日)23時からNHK BS-hiで放送です。うちはアナログなので、友だちに録画をお願い済みです。見るのが楽しみだなー。
追記…番組予告は↓でも見られますよー。
http://www.nhk.or.jp/telemap/