シェルブールの雨傘

ストーリーはありきたりなメロドラマだし人物描写はとても表面的で薄くて、全然掘り下げたりしていないのだけど、なぜか感動するんだよねー。ギィが汽車で出征するシーンは胸がきゅんとしてしまう。カトリーヌ・ドヌーヴはこの世のものとは思えないくらいきれいだし、ドヌーヴや母親が着ている衣装の色、家具や壁の色など絶妙なバランスの色遣いで美しい。