僕のピアノコンチェルト(018)

監督:フレディ・M・ムーラー
出演:ブルーノ・ガンツ/ファブリツィオ・ボルサーニ/テオ・ゲオルギュー/ジュリカ・ジェンキンス
6歳のヴィトスは非常に高いIQの持ち主で、ピアノの腕前も尋常ではなかった。彼を偉大なピアニストにしようとした両親は、ヴィトスを幼稚園ではなく音楽学校に通わせる。そんな彼の唯一の理解者は、田舎で家具工房を営む祖父だけだった…。
シネフィル・イマジカより

自分の子どもが天才だとわかったら、どんな親でも子どもの将来に期待が膨らむし、最大限の環境を与えたいと思うけど、子ども本人にとってはいい迷惑なんだろうな。飛び級しても先生には煙たがられるし、同級生(といってもみんな何歳も年上)にはなじめないし、お母さんには「危ないからのこぎりで遊んじゃダメ」って言われるし、うんざりするのもよくわかる。
でも結局ヴィトスが天才だからこそ、おじいちゃんやお父さんの経済危機を乗り越えられたわけだから、不自由な部分は甘んじて受け入れたらいいさ。(冷たいw)