快刀ホン・ギルドン

庶子に生まれてあらゆる虐待と蔑視を受けながら育ったホン・ギルドン(カン・ジファン)は、気がつくといつの間にか町のならず者になっていた。胸の中にたまった鬱憤を晴らそうと遂に清に発つ決心をする。大志を抱いて朝鮮に帰ってきたチャンフィ(チャン・グンソク)は、船内でイノク(ソン・ユリ)と最悪の出会いをする。
一方、清から運んできた秘伝の薬で一山当てようと夢見て帰ってきたイノクは、予想外の危機に瀕し、偶然拾った皇室かんざしにより、ホン・ギルドンと共に見覚えのない連中に追い回されるのだが・・・
KBS Worldより

全24話視聴終了。3話くらいまでの荒唐無稽で派手なアクションに(空中を歩いてるよ!)挫折しそうになったけど、どんどん面白くなって最終回は号泣。義賊ものだけど政治の話が主軸にあって、そっちが非常に面白かった。

イノク役のソン・ユリは「ある素晴らしい日」のではなんだかぱっとしない感じだったけど、あれは脚本とか演出のせいだったのかも。ホン・ギルドンではきらきら生き生きしててすごくかわいかった。純粋で一途な子から、一瞬復讐の鬼となったときの顔つきの変化といったら、背筋がぞっとするほど迫力があった。

グンソクくんもクールで陰のある顔、イノクに見せる安らいだ表情、王になって苦悩する顔など、さすがに上手い。