ヴァージン・スーサイズ(055)

監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト/ジョシュ・ハートネット/ジェームズ・ウッズ/キャスリン・ターナー

これは若い子がみれば共感できるのかもしれないけれど、いかんせん中途半端な感じ。末っ子が自殺するのも唐突だし、そのあと悲嘆に暮れる一家→新学期からは何事もなかったかのように登校していつもどおりに振る舞う姉妹→いきなりキルスティンがヤリマンに変身→親の言いつけを守らず朝帰りしたために姉妹揃って軟禁→自殺っていう流れが非常に不自然で説明不足。自殺した末っ子の象徴みたいな大木が切り倒されるのを姉妹が体を張って阻止する場面があるけれど、その木についてのエピソードはほとんどなかったために、「へ?なぜ?」ときょとん。