今日は金曜日から始まった 東京国際キルトフェスティバルの生中継放送の日。
キルトについて何も知らない立場のゲスト(過去には山本監督だったり。今年は山咲トオルだった)に、軽くレクチャーしつつ、各先生の展示ブースを紹介して、(鷲沢先生のブースで百恵ちゃんのキルトを紹介するのはお約束)パートナーシップキルトの紹介、各賞の作品紹介…と、毎年同じようなフォーマット。画面で見る限り、展示されているキルトは全体的にコンテンポラリー系の作品が多かったような気がする。キルト作家という立場になったり、賞を狙うとなると、触れるのがためらわれるようなすごい作品にならざるを得ないのはしょうがないとは思うけど、わたしはやっぱりトラディショナルなデザインで実際に使い込んでいけるようなキルトに強く惹かれる。今年の放送のなかでそんな要素が満ちていたのは、小野ふみえさんのアンティークキルトコレクション。キルトそのものばっちりストライクゾーンなんだけど、転任する牧師さんに送ったという乙女たちのキルトなど、キルトにまつわる物語がすごくおもしろかった。