チェンジリング(015)

監督:クリント・イーストウッド
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ
1920年代のロサンゼルスで実際に起きた事件を映画化。5ヶ月の失踪ののち保護され帰ってきた幼い息子が別人だったことから、本物の我が子を取り戻すため、捜査ミスを犯した警察の非道な圧力に屈することなく真実を追及していくシングルマザーの長きに渡る孤独な闘いを綴る。
allcinemaより

アンジェリーナ・ジョリーの押さえた演技が、息子の無事を信じる母の強い気持ちをよく現していた。それにしても、こんな警察怖すぎる!自分たちに不都合なことが起きたら、有無を言わさず精神病院に強制送還なんて…。病院に収容されると、どんなに主張しても聞き入れてもらえず無理矢理薬を飲まされ、反抗したら電気ショック的な処置をされるシーンは、あまりにも恐ろしい。

いい牧師役のジョン・マルコヴィッチ。この人、何度見ても顔を判別できないの、私…。
以下ネタバレありです
実際に起きた事件の映画化なので、事実その通りだったのかもしれないけれど、ラストで行方不明になったアンジェリーナ・ジョリーの息子が現れるのではなく、息子とともに農場を脱出し生き延びた子が現れるのは上手い!と思った。