ベートーベンウィルス


8話まで。市民オーケストラの公演がらみのすったもんだが話の中心だった4話までは、なんだか雑な作りで脚本も演出もふわふわして地に足が着いていない感じだったけど、5話以降持ち直してきた。
もちろんオーケストラのメンバーは役者さんだから本当に楽器を演奏してるわけないんだけど、それにしても音楽のことなんて何も知らない私でもわかるくらい「演奏している演技」というのが雑すぎてしらける。練習シーンもあまりにも適当。素人が短期間で何曲演奏する気なのさ。「ウイリアムテル序曲」ならそれに絞ってシーンを構成すればいいのに、あれもこれも盛り込みすぎていくら作り事でも酷すぎる。しかも、「ウイリアムテル序曲」の練習シーンでは、ドラマの場面では演奏者がいないシンバルの音が入っている音源を使っているから最悪。
もちろんドラマは作り事で嘘だってわかってるけど、まるで本当の出来事のように感じさせて欲しいものです。