高校生のとき、大島弓子のマンガ「わがソドムへどうぞ」でサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を知り、いなかの本屋で見つけて買った本。

買ってから30年以上経って、何度も引っ越したけれどどうしてもこの本だけは手放す気になれずに今も持っている。たぶん私の所有物で一番古いものだと思う。
この間の*1日記にも書いた妹の読書感想文代筆事件のことや、思春期にありがちなガチガチに自意識過剰な話を語り合った仲良しだった友だちのことなど、いろんな思い出がみんな詰まってる。
先日、サリンジャー氏の訃報に接し、久しぶりに開いてみたら懐かしくて泣けてきた。