ホジュン

しばらく更新していなかったのは、毎日「ホジュン」を見ていたため。昨日やっと全64話を見終わった。

両班の父と妓生の母の間にいわゆる「妾の子」として生まれ、身分が低いためにいくら勉強ができても科挙は受けられず、自暴自棄な生活を送っていたホジュンが、御医(王の主治医)になるというサクセスストーリー。
師弟愛や家族愛、隣人愛に、憎しみや嫉妬や陰謀や権力争いといったありとあらゆる要素がこってりと描かれていて、とても面白かった。
師匠と約束した真の医員になるために、家族を顧みず医術に身を捧げるホジュンを献身的な愛で支える妻イ・ダヒと、ホジュンがユ医院で雑用係として働いているときから御医になるまで、彼への思いを胸に秘め続けながらずっと側で見守り続けるイェジンと、ホジュンを愛する二人の女性はどちらも美しくて感動的だった。
朝廷内の権力争いや派閥争い中心のストーリー部分は途中でうんざりしてくるけれど、それに振り回されず、ホジュンが毅然と正義を貫く姿は気持ちいい〜!