柳家花緑風流独演会

A走市の有志の人たちで、毎年花緑を呼んで落語会を開いているそうで、一昨年転勤してきた時は他の用事と重なって行けず、去年はチケットを買って待ちこがれていたのに娘の世話(?)で行けず、3度目の正直で今年ようやく行けました。
蜘蛛駕籠」と「竹の水仙」、間にピアノ&トークという盛りだくさんの演目でした。
生の落語はほぼ初めて(1月、浅草の東洋館でニツ目さんの短い落語を聞いたけど)だったのですが、まぁ素晴らしい!演劇でもコンサートでもなんでもそうだと思うけど、100%完璧な演奏/演技のCDやDVDよりも、たとえ80%の出来だったとしても生のほうが100倍いい!(いや、昨日の花緑は100%でした)それくらい、ライブは魅力的です。
意外なことに、ピアノが上手かったわー。坊ちゃんのたしなみとして当たり前なのかな。ムーンウォークも披露してくれて、拍手喝采でした。ダンサーの弟だから、花緑もダンスの素質はあるのね。
やー、本当に堪能しました。来年もまだA走市に居たら、ぜひ行きますので!
ところで、「竹の水仙」の真っ最中に携帯が「ピリリリリ」と高らかに鳴ってぎょっとしました。花緑は上手いこと噺に入れていたけれど、あれはあまりにも失礼でしょうが。どうして開演前に電源を切らないのかなぁ。演者にもまわりの人にもすっごい迷惑!