あの頃ペニー・レインと(012)

ウィリアムは15歳。弁護士を目指す優等生の彼が、ロック・ミュージックを聞き始めたのは姉の影響から。伝説的なロック・ライター、レスター・バングスに気に入られ、彼の雑誌や地元の新聞に掲載された原稿がローリングストーン誌の編集者の目にとまる。そして彼はローリングストーン誌からブレイク寸前のロックバンドのツアーに同行取材する仕事を得る。そこでウィリアムは、グルーピーのリーダー的存在、ペニー・レインと出会う。彼女の姿を見ているだけで、彼女が微笑んでくれるだけで、すべてが光に包まれる。≪切ない≫って息苦しいことだと知ったウィリアム、初めての恋だった。オフィシャルサイトより

たった15歳の男の子が、酒とドラッグとセックスだらけのロックの世界に触れたら、どっぷりと影響されてとんでもないことになるかと思ったら、ウィリアム少年はずーっとまっすぐで純粋な心とまなざしを失わないところがいい。ドロドロの世界にウィリアム君の存在が一服の清涼剤というかんじ。ペニー・レイン役のケイト・ハドソンゴールディ・ホーンの娘だそうで、言われたらふとしたときの表情とか確かに似てる。