どうでもいいことだけど。

何日かまえのほぼ日で糸井さんが『「せっかく・がっかりの係り結び」を禁止しますと言ったことがあります。言った人にも、言われた人にも、誰にもいいことをもたらさないし、持っている力を出させなくするネガティブなまじないだと思ったのです。』という内容の文章を書いていた。わたしの身近にもいつも「どうせ〜したって誰も〜してくれないし」という言葉を口癖のように使う人がいて、彼女のその言葉を聞くたびに私は気持ちを萎えさせられてしまう。言葉の持つ力は、実はすごくパワーがあると思う。スピリチュアルなことには全然興味もないし信仰心もないけれど、日本古来の「言霊」という考え方には共感するところがある。
というか、イメージトレーニングに通じるところがあるのでは。良いイメージを言葉にすると、おのずとそっちに向かって進んでいける気がする。
まぁ、実際にはポジティブな言葉を使えば何でもうまくいくというわけではないけれど、でもネガティブな言葉ばかりを発する人と一緒に話していると、間違いなくくたびれるし楽しくないので、できるだけ接触する機会を減らそうとすることになり、結局彼女の周りから人が離れていく…ということにつながって、やっぱり良いことはないというわけさ。