鯨が来た時(044)

1914年、英南西部シリー諸島のブライアー島。まだ幼い少年ダニエルと少女グレイシーは学校をしょっちゅうサボっては海岸で遊ぶ仲よし同士。2人は大人たちから、近くの小屋に住むバードマンと呼ばれる老人に接触しないよう言いつけられていたが、実際に会った彼は物静かな好人物で、彼が生まれたサムソン島は鯨を殺した呪いで滅んだとダニエルたちに語る。やがて戦争が始まり、グレイシーの父ジャックは軍に入隊を志願するが……。WOWOWより

厳しい自然と対峙しながら助け合って暮らす人たちを描いたヒューマンな映画…というのが素直な見方なんだろうけど。どうも「鯨を殺すと呪われるよ〜」というグリーンピース風オカルト要素にしらける。ラスト近く、浜に漂着した鯨を助けたら、呪われたサムソン島の涸れた井戸に清水が湧き出し、戦死したと思ったグレイシーの父は生きて還り…て、あまりにもじゃん!