レオポルド・ブルームへの手紙

レオポルド・ブルームへの手紙 [DVD]

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メアリー(エリザベス・シュー)は、大学教授の夫が出世してゆく陰で、自分だけが育児と家事に埋没し、取り残されたような寂しさを感じていた。夫の浮気を疑い、やけになって、出入りの職人と関係を持ってしまう。やがて、夫と幼い娘が交通事故で死ぬ。その同じ日、メアリーは男の子を出産し、レオポルドと名づけるが、“罪の子”を到底愛することはできなかった。母子の愛憎は、18年後、決定的な悲劇を迎える…。一方、スティーヴン(ジョゼフ・ファインズ)は、15年の刑期を終えて出所し、食堂で働き始める。(gooより)

おもしろい映画なのに、全然知られていないようでもったいないなぁ。
メアリーを中心としたお話と、刑務所から出所したスティーヴンを中心としたお話とが平行して語られていて、だんだん二つの話が一つにまとまってゆくテクニックが上手い。難を言えば、ラスト近く、スティーヴンがサム・シェパードの食堂を出ていってからの展開がちょっとものたりないかなぁ。