いろいろ

伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう」と「ライムスター宇多丸のムービーウォッチメン」と「町山智浩のアメリカ映画特電」のpodcastの影響で、映画モードにスイッチが入っている。

町山氏のpodcastで、私が数年前に観てよくわからなかった「イカとクジラ」について語っている回があり、この監督とトリュフォーとの共通点が多く「大人は判ってくれない」についても言及していて、そう言えばトリュフォーの映画でちゃんと見たのは「隣の女」だけしかないことに気がついた。他の回でも町山氏の話は、一つの映画から他の映画へ、さらには文学作品や宗教とさまざまな文化的背景に関連づけてどんどん広がっていって、これは映画だけに限った話ではないけれど、経験値や知識が増えると面白さの幅が広がるのは間違いないわけで。
好き嫌いはとりあえずおいておいて、名作といわれているけれど未見の映画をちゃんと見てみることをこの夏の宿題にして、まずはF.トリュフォー「大人は判ってくれない」突然炎のごとく」を観た。
うーん。そうかこれがヌーヴェル・ヴァーグ*1か。

Filmarksに感想などを残しているので、よろしければこちらで。

*1:『広義においては、撮影所(映画制作会社)における助監督等の下積み経験無しにデビューした若い監督達による、ロケ撮影中心、同時録音、即興演出などの手法的な共通性のある一連の作家・作品を指す(wikiより)』……よくわからない…旧来の“詩的リアリズム”に対しての“新しい波”ということらしいけど、その“詩的リアリズム”の手法で撮られた映画も見ないとダメか?