福岡ぶらぶら旅行 “観”

この春ようやく子どもたちが自立するので、私たちの子育て卒業記念と、年末の夫の胆石手術で下りた保険金を使って厄落としもかねて…と、出不精の夫をやっとその気にさせ、好きなラーメンが食べられる+「漢委奴国王印」を見たいという夫の希望により、22日(金)から二泊三日で夫と二人で福岡へ遊びに行ってきた。(どんだけ大義名分が必要なのか。笑)
新婚旅行に行かなかったので、結婚29年目にして夫と二人で旅行らしい旅行をするのはこれが初めて。

1日目は福岡市博物館へ。

日本史の教科書でお馴染みの金印は、2000年の時の流れを経ても全く輝きが失われていない。さすが金。
翌日から「 Kimono Beauty ― きものビューティー ―」展が始まるというに、なぜ前日に行ってしまったのか…。私の本気度が低くて完全に下調べ不足。涙
日頃の運動不足による体力低下が私と夫を直撃して、ここでもうエネルギー切れ。なんという体たらくだ。

2日目は太宰府天満宮九州国立博物館

観光客で賑わっている。



飛び梅伝説を夫は知らなかったらしい。



至る所に梅の意匠が。

太宰府天満宮からエスカレーターと動く歩道を使って国立博物館へ。



ここでは江戸時代前期(17世紀前半)から19世紀にかけて佐賀県西部で誕生した陶器「古武雄」の展示期間中だったが、常設展だけでもものすごいボリュームで見応えがあった。

お情けでやっと日本史の単位をもらえた私には猫に小判だったけど、大学で古代史を専攻したかった(けど志望大学に落ちた)という夫にはすごく楽しかったようで、ご機嫌でミュージアムショップで買い物をしていた。