プリンセス トヨトミ

監督:鈴木雅之
原作:万城目学
出演:堤真一/綾瀬はるか/岡田将生/中井貴一
1615年の大阪夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔(まつえい)が今も生きつづけ、大阪の男たちは400年もの間その秘密を守り続けていた。国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人は、ふとしたことからその真実を知ってしまい、大阪の公共機関や商業活動など、あらゆる機能が停止する一大事件に巻き込まれていく。映画.comより

豊臣の末裔を守るっていうけど、実際守られてる様子が全く映し出されないのはどうなんだろうか。直接画面に映さないにしても、その気配くらいは見せた方がいいんじゃないのかなぁ。死を目前にした父親が、長い秘密廊下を二人で歩きながら、初めて息子にその秘密を受け渡す…という感傷的なしきたりを継続するために、豊臣の末裔を口実に使ってるようにしか見えなかった。
あと、岡田くんの立ち位置が中途半端すぎないか?
原作は未読なので、もしかして原作に忠実なのだったら映画に非はないんだけどさ。