クリスマス・ストーリー

監督:アルノー・デプレシャン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ジャン=ポール・ルシヨン/アンヌ・コンシニ/マチュー・アマルリック/メルヴィル・プポー
フランス北部の街、ルーベ。年を重ねてもなお仲むつまじいアベルジュノンのヴュイヤール夫妻には、かつて4人の子供がいた。しかし長男のジョゼフは白血病を患い、家族の誰も適合しなかったことで骨髄移植ができずに、わずか7歳でこの世を去った。それから長い年月が経ち、それぞれに独立した3人の子供たち。長女エリザベートは生真面目な劇作家。一方の次男アンリは一家の問題児。そして心優しい末っ子のイヴァン。6年前、アンリと折り合いの悪かったエリザベートは、とうとう彼を家族から追放して絶縁状態となっていた。そんなある日、母ジュノンはジョゼフと同じ白血病を宣告されてしまう。そこで、ジュノンを助けるため、すっかりバラバラだった家族は、クリスマスを前に久々の再会を果たすのだが…。allcinemaより

西洋のクリスマスは、日本で言えば盆正月と同じような位置づけでしょうか。離れて住んでる家族も年に1度集まって、で、いつもは蓋をして見ないようにしてた家族間のいろんな問題や過去のわだかまりがさらけ出されて、険悪になったり折り合いをつけたり、さまざまなドラマが繰り広げられるのは、日本もフランスも変わらないんですね。

昔、法事で親戚が集まったとき、おばさん二人(40代〜50代)が些細なことでけんかして、昔からお姉ちゃんはこうだった、とまるで子どもに戻ったみたいに泣いてたっけ。端から見てると、なんか可愛くてちょっとおかしかったです。