ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(02)

監督:ニールス・アルデン・オプレヴ
原作:スティーグ・ラーソン 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(早川書房刊)
出演:ミカエル・ニクヴィスト/ノオミ・ラパス/スヴェン=ベルティル・タウベ
敏腕ジャーナリストとして鳴らしたミカエル・ブルムクヴィストは、大物実業家のスキャンダルを暴いたばかりに名誉棄損で有罪判決を受けてしまう。そんな矢先、40年前の少女失踪事件の真相解明を大企業グループの重鎮ヘンリック・ヴァンゲルから依頼される。早速、ヴァンゲル一族の住む孤島で調査を開始したミカエルのもとに、天才ハッカーにしてパンキッシュな出で立ちの若い女リスベットが貴重な情報を持って訪れる。goo映画より

来月、ハリウッドリメイク版が公開されるそうですが、私が見たのはスウェーデン版。たぶんテレビシリーズかしら。1話50分×4話の完全版です。4時間近い作品ですが、ぐいぐい引き込まれて一気に見てしまいました。
まず、リスベットがありがちなヒロイン像からかけ離れてて、凄い!レイプした相手には倍返し。危機一髪の主人公ミカエルを助けるために、ゴルフクラブで敵をメッタ打ちにし、這々の体で逃げる男をバイクで追いかける…と、既成概念などふっとんだ設定は、まぁ、過剰防衛と言えばそうでしょうけど、私は拍手喝采でした。か弱いヒロインを白馬に乗った王子様が助けに来るというシチュエーションも確かにロマンチックでいいんだけど、舞台が現代だったらこんな設定も当然アリでしょう。