告白(01)

監督:中島哲也
原作:湊かなえ 『告白』(双葉社刊)
出演:松たか子/木村佳乃/岡田将生
とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが…。allcinemaより

先に原作を読んでいたのだけれど。映像で見るとさらにしんどくて、途中で一回タイムアウトしないと見続けられなかった。飛び散る血はさほど多くないんだけど、コンビニの棚に並ぶ商品や白い壁とのコントラストが強烈。それ以上に、登場人物全員が気持ち悪いのが一番堪えた。しかもみんな一見普通の中学生、普通の教師、普通の母親なだけになおさら。文句の付け所がないほどよくできてる映画だと思うけど、だからこそ二度と見たくない。