ユア・マイ・サンシャイン(050)

監督:パク・チンピョ
出演:チョン・ドヨン/ファン・ジョンミン/ナ・ムニ/ソ・ジュヒ
老いた母親と農村で暮らすソクチュンは36歳の独身男。結婚相手がいないことが最大の悩みだ。そんな彼が夢のように可憐なウナに一目惚れして、猛烈なアプローチをする。過去の不幸な経験から男に不信感を抱くウナだったが、水商売で訳ありの自分を真っ直ぐに愛してくれるソクチュンに心を動かされ、やがて結婚を承諾する。しかし、ウナの別れた夫が現れ新婚生活は一変し、次いでウナがHIVに感染していることが判明する。
goo映画より

実話を元にして撮った映画らしいですね。牧場で働く冴えない男という役どころのファン・ジョンミンは、この役のために体重を増やしたらしいですが、そのせいもあってますます貴乃花に似ていました。(や、本筋とは関係ない感想でサーセン
体を売って生きてきたウナを愛し続けるというソクチュンの姿は感動的ではあるけれど、「さぁ、泣きなさい」というあざとい演出はないので、泣ける映画と思って期待して観るとガッカリするかも。
ところで、韓国映画やドラマには、茶房(タバン)というお店がよく出てきます。茶房と言っても出てくるコーヒーはインスタントで、おいしいコーヒーよりもどちらかというとお色気が売り物なようです。この映画でもヒロインが働く『純情茶房』では、モーテルにコーヒーの配達に行くという名目で売春が行われていて、田舎の風俗店のような位置づけでした。ソウルが舞台の話で怪しい茶房は出てこないので、このシステムの茶房は地方の町だけなのかしらね。