前の連続ドラマ「おひさま」で、主人公陽子は原田知世演じる母親に「誰かに“女のくせに”と言われたら、喧嘩してもいいわよ」とを言われていたのとは反対に、今放送中の「カーネーション」では主人公糸子はことあるごとに「女のくせに」「女なんだから」と言われ続ける。
女性蔑視・男性優位・コテコテなジェンダーどっぷりな人とは、あんまりお友だちになりたくないなぁと思っている私ですが、ドラマを面白くさせる設定としては、ありだなぁと思います。
つい最近まで(今も?)日本は間違いなく男社会だったし、女性の地位は低くて社会進出も難しかったのも事実。そういう偏見や障害を乗り越えてデザイナーとして成功していくからこそ、ドラマとして面白いんじゃないの?
家族も周りの人もみんな理解があって、ジェンダーフリーな環境にいるのにもかかわらず、平凡な女の一生みたいな陽子のぬるい人生(そういう生き方が悪いと言っているのではないですよ。ドラマとして面白くないでしょ?と。)は、せいぜい映画の2時間なら楽しめても、半年という長丁場ではうんざりだったなぁ。
て、おひさまのダメだしになってしまった(笑)