JIN−仁−


本放送の時は見たり見なかったり…というよりもほとんど見ていなかったこのドラマ、TBSチャンネルで再放送されていたのでちゃんと見た。
これは視聴率がよかったのも評価が高かったのも納得。「そんなに簡単に抗生物質が作れるのか?」とかいろいろ突っ込みたくなるところはあるけれど、根っこにある『愛と信念』がそんな細かいことはどうでもいいや〜と思わせてくれる。
タイムスリップものには絶対外せない「この人を助けることで(この薬を開発することは)未来を変えてしまうかもしれない」というジレンマと闘いながらも(しかもそれによって自分の恋人が未来に存在しなくなるかもしれない)今、目の前で苦しんでいる人を助ける方を選ぶのは、医者として当然の行為だろうなぁ。

ホルマリン漬けの胎児や未来の仁の前に現れた謎の男など、ばらまくだけばらまいたものを回収せず「映画になるのか続編があるのか…」と気を持たせる終わりかただったのがもやもやしていたけれど、こちらによると来年4月に完結編が放送されるとか。待ち遠しいのう。