大人計画「愛の罰〜生まれつきならしかたない〜」

大人計画」主宰・松尾スズキが、毒を孕んだ悲劇と喜劇の結合という彼独特の作風を深める機となった、1994年初演の衝撃的問題作の3年ぶりの再演舞台。精神を病んで故郷・九州の島に帰ってきた女優を通して、因習に支配される人々の奇妙な日常が描かれる。自分が被差別的境遇にあって尚、他人を差別せずにはいられない屈折した人間の性。人は何故そうまでして生きようとするのか…。(Theater TVより)

たんぽぽ広場の仲間たちが〜。これ、いいの?というか、「クレーム来ないのかな」とか「テレビでは絶対無理だろうなぁ」とか思っちゃう私もどうなんだろう?ピュアでけなげに頑張ってるという設定でしか障害者を登場させられない今のテレビの状況もどうかと思うけど。松尾スズキの舞台に必ずと言っていいほどハンディキャップを持つ人が出てくるのは、上の引用のなかにあるように《自分が被差別的境遇にあって尚、他人を差別せずにはいられない屈折した人間の性。》を描きたいから?