モナリザ・スマイル

学生4人のなかで一番保守的で結婚こそが幸せのゴールと信じて疑わずに早々と結婚したものの、いざ生活してみたら夫は全く愛のない男だったことが発覚し、親から反対されても離婚を決意して、自立した生き方を選択するベス。イェールのロースクールに合格したにもかかわらず恋人との結婚を選んだジョーンは、イェールに通えなくても他のロースクールに進んで法律家目指して学んで欲しいと説得するジュリアロバーツに「私は自分で結婚する道を選んだのです」と言う。
50年前の女性は、頭が良くても学ぶ場があっても「結婚するのが一番幸せ」という価値観を疑うことなく生きていくしかなかったのに対して、女性の社会進出にはまだ数々のハードルが残っているとはいえ、当時と比べると今はいい時代になっていますよね。一時おもしろおかしく言われていたような専業主婦vs働く女性という対立構造ではなく、誰かの価値観ではなくて自らが進む道を決めることができる社会をこれからも保ち続けていかなくてはなりませんよ。こんな*1発言なんて、もってのほか!!